高齢出産のリスクは生活習慣の改善で減らせる!
年齢とともに妊娠高血圧症候群や妊娠糖尿病になる確率があがるのは、加齢とともに血管の弾力性がなくなり、生活習慣病のリスクが高まるためといわれています。
妊娠中は妊娠前よりも循環血流量が増加し、しかも大きくなり始めた子宮が腎臓を圧迫するようになります。
そのためにこれまでと違う身体への負担かかって、高血圧や糖尿病の発症の引き金となりやすいのです。
生活習慣病は遺伝的な要素が大きいため近親者に高血圧や糖尿病の人がいる場合は体質を受け継いでいる可能性があります。
人ごととは決して思わず、まずは生活習慣を見直すことを意識しましょう。
カロリーを過剰に摂取しすぎたり、塩分や糖分の取り過ぎには特に注意し、栄養バランスの良い食事を心がけましょう。
適正範囲の体重増加を意識して、肥満にも注意するのもこうしたトラブルの予防につながります。
妊娠高血圧症候群は気付かないうちに重症化し、母体や胎児の命にかかわる非常に重大な病気です。
妊娠糖尿病は検査で見つかっても自覚症状がないのがほとんどですが、症状が進むと赤ちゃんに影響することがあります。
予防はもちろんのこと、早期発見・早期治療するために検診をきちんと受けましょう。
高齢出産はつわり症状もやはり重いの!?
高齢出産ではなくても、辛い妊娠初期のつわり。
やっぱり高齢な分症状も重たいのかというと、これは全く関係ないと言えると思います。
つわりは症状が出る人もいたら、全く何の症状も出ない人もいます。
症状の重さも人それぞれですし、しっかりとしたつわりの乗り越え方・方法を身に着けたら問題なしと思います。
私はこのサイトで辛かったつわりの症状を見極め対処方法を探りました。
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
辛いつわりの悩みを一発解消!食事と食べ物対策でグンと楽になる
他にも書籍や酷い場合は主治医に相談することをおススメします。
高齢な分、疲労やストレス、体力的な部分で重く感じてしまう場合もあるので注意が必要でもありますが、体験者的にはあまり悲観的に思う必要はないと思います。
高齢出産を経験してよかった事や、大変だったこと
実際に高齢出産を経験してみて女性として様々な環境の変化や気持ち、精神的にもすごい波がありました...今思い返してもウッと思う事や子を見てると思い出して泣きそうになることもw
実際に今その立場におられる妊婦さんに少しでも楽になってもらえたらと思います。
◇高齢出産を経験して良かったこと
●結婚後もずっと共働きだったので、蓄えがしっかりとあったので妊娠中は働かずマタニテ活動に集中できたこと。あまり金銭面で悩まず良かれと思ったことは何でも実践できたこと。
●これまで趣味の旅行だったり、グルメ旅やショッピングしたりと、一通りやりたいことをやり尽したので、きちんと妊娠・出産に向きえたこと。
●周りの友人・知人関係がみんなママになっていたので相談できる相手が多かった事。
◇高齢出産を経験して大変だったこと
●流産がとても心配だった。年齢的にも次がない、これがラストチャンスという気持ちに焦りがあり余裕が持てなかったこと。
●やはり年齢的に肉体的・体力的にしんどかった...精神的な面もありとにかく疲れる。
●体調が悪くなっても、仕事で役職についていたので切り替えのタイミングが難しかった事。
他にももっともっとありますが、高齢出産される方に多い悩みではないかと思います。
高齢出産の素晴らしいお産話
今は高齢っていくつからなの?
っていうくらい医療の発達と、晩婚が当たり前になってきたことからかなりの年齢の方がお産にチャレンジしていますよね!
確かに高齢出産にはリスクがあるものですが(特に怖いのが染色体異常が出やすい)私は実際に高齢でも出産できる喜びを味わっていただきたいと思います。
妊娠中毒症や前置胎盤、子宮内胎児発育遅延等リスクを言わせたら
、本当に数多く出てきますが高齢出産の方全員にこれが当てはまるということではなく、こういったこともあり得るからより普段から気を付けて生活してほしいということだと思います。
高齢出産という場合、お母さんの気持ちが安定していて非常に有意義な妊婦生活を送ることが出来ると聞いたことがあります。
社会経験、その他の人生経験が豊富な高齢出産ママの方が精神的にも安定しやすいというのは当然といえば当然なのです。
精神的に安定した素晴らしい妊娠期間を過ごせるというのはとても良い胎教になると思います。
高齢出産のリスクその①「妊娠初期の流産」
妊娠初期の流産のほとんどは受精卵染色体異常が原因。
妊婦さんの年齢が上がるにつれて流産率が高くなっていくのは事実です。
これは母体が胎児の頃から持っている卵子細胞が老化していくため。
加齢とともに、卵子のクオリティーは年々低下していくのです。
海外のデータによれば35~39歳の流産率は約20%、40~44歳は約40%という報告もあり40歳以上になるとさらに流産率が高くなることがわかります。
ただ、高齢妊娠にかかわらず、全ての年齢における初期流産率は約15%と決して低いものではないのです。
こうしたことから流産は誰にでも起こり得るということがわかります。
染色体異常による流産は一種の自然淘汰なので、回避することはできません。
妊婦さん自身に原因があるわけではないので、自分を責めないようにしましょう。
妊婦12週を過ぎて胎盤が完成に近づけば年齢を問わず流産のリスクはかなり低くなります。