高齢出産のリスクは怖くない!こうして私は回避した!

今や35歳以上の高齢出産は珍しくない時代。高齢の妊娠・出産のリスクは高いと言われますが、トラブルはしっかりと予防することで回避することが可能です。

高齢出産のリスクその④「産まれてくる赤ちゃんの先天的異常の確率」

 

妊娠した時に、やはり一番心配になるのが

「お腹の赤ちゃんの健康」でしょう。

 

特に高齢出産では赤ちゃんに染色体異常が現れる確率がグンっと上がります。

 

これは加齢に伴って卵子のクオリティーの低下が原因と言われています。

 

実は卵子細胞は女性が胎児のころから卵巣内にできていて、ともに年齢を重ねているのです。

 

染色体異常の中でも、頻度が高いダウン症候群は35歳ではおよそ300人~400人に1人、40歳ではおよそ100人に1人ともいわれており、加齢とともに高くなっていきます。

 

お腹の赤ちゃんの染色体異常は出生前診断で調べることが出来ます。

 

少し前にニュースでも取り上げられた、35歳以上を対象とする母体血胎児染色体検査(NIPT)は母体の血液中に含まれる赤ちゃんのDNAを調べる検査法。

 

ただ、検査結果はあくまでも染色体異常の確率です。

 

超音波検査で、首の後ろにむくみが見られた場合も染色体異常の可能性がありますが、確定されるわけではなくいずれの検査も確定診断に羊水検査が必要になります。

 

出生前診断を希望する場合は、羊水検査を受けるかどうか、思いがけない結果が出たときにどのように受け止めるか夫婦で十分に相談してから受けるようにしましょう。

また、先天性染色体異常を未然に防ぐには、妊娠前の妊活時期から葉酸の効果を理解し、夫婦で葉酸サプリメントや食事に気を使うとリスクの軽減につながるでしょう!